【試合の見どころ】12月20日・21日 vs.青森ワッツ
試合の見どころGAME PREVIEW
決意を携え、北へ
青森の極寒を熱狂に変える灼熱の2連戦。その舞台は、青森県武道館！
ライジングゼファーフクオカは、東北の地での重要なアウェー2連戦に挑む。相対するのは、粘り強さとホームの熱量を武器にする青森ワッツ。後半戦に向けて逆襲を狙う両チームが、真冬のコートで熱をぶつけ合う。
ホームの青森は、ここまでの成績以上に内容が濃く、地元での反撃に燃える。その中心に立つのは、#22 マックス・ヒサタケ。平均13.9得点に加え、リバウンドB2第5位（平均9.7）、スティール第2位（平均2.5）という圧巻のスタッツで攻守に君臨する万能戦士だ。そして、戦術の軸として攻撃を操るのがゲームキャプテン #1 ラシャード・ケリー。昨季から続く厚い信頼を背負い、青森の心臓としてチームを支える。
さらには、勝負どころでリングを射抜く"青森の矢"、キャプテン #91 寺嶋恭之介の存在も忘れてはならない。3P成功率はB2トップ5に入る驚異の39.7%を記録し、静寂を破る一閃が試合展開を大きく左右する鍵となるか。
福岡にとって、この試合でひときわ注目されるのが、かつて青森に在籍した #0 會田圭佑。再び立つ古巣のコートで、彼の胸には特別な想いが去来するだろう。勝利への強い意志と、古巣への敬意。その狭間で燃えるプレーが、試合に深みを与えるはずだ。
代名詞とも言えるトランジションバスケで青森が仕掛けるスピードと連動性に対し、福岡はディフェンスで流れを断ち切り、集中力で応戦する。リバウンドの主導権、ターンオーバーからの速攻、そして一瞬の判断力と決断の速さが、勝負の命運を握る。
すべての経験と覚悟を、この青森の地にぶつける。ライジングゼファーフクオカの "今" が問われる2日間が、幕を開ける。
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